呉屋日記

勝連繁雄先生の一弟子・平良が、好きなことを好きなようにつづる日記

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと不満

稽古のときに先生がする話は、面白くないことがある。 面白すぎて面白くない。 どういうことかというと、 先生の言うことに感心させられてばっかりで、先生との差を見せつけられっぱなしなのがなんか面白くないときがある、ってことだ(笑)。 まだあるわけ…

昨年とかの先生のこと(5)

たとえば、詩を発表するようになった以降に先生が書いた小説に登場している文章は、比較的簡単な分かりやすい言い回しになっている。先生は小説家ではない、詩人の先生が小説を書くようになったのだと、そう思わせる作風の変化があると思う。 それはたぶん先…

ちょっと発見

あ、そうか。 人間も、自然の一部ということか。 わざわざ書くのも野暮な感じがするし、「今さら?遅っ!」なんて思われるかもしれないし、で、書こうかどうか迷った今回。 でもやっぱり書くことに決めたのは、自分でできたこの発見を、けっこううれしく思っ…

昨年とかの先生のこと(4)

先生が今から約30年ほど前に出した『記憶の巡歴(鳥影社/1982年刊)』という短編小説集を読んだことがあるだろうか? この本に収められている先生の小説を読むと、あの頃の「小説家」としての先生と、そのあと「詩人」となった先生とは、区別されるべ…